断熱材に炭化コルク!?メリット、デメリット 千葉県木更津市30代

2022年1月22日

断熱材にこの黒い素材!?

きりんホームがご推奨する断熱材は炭化コルクです。

炭化コルクは色んな性能を持ち合わせた魅力的な断熱材の一種です。

断熱材にこだわることで、1年を通して住み心地の良い家を実現することが出来ます。

この炭化コルクはなんとスペースシャトルで使われているほどの

耐久性、断熱性能なんです。

炭化コルク貼り

 

断熱性能に優れている

断熱材は外気温を室内に伝わりにくくする必要があるので、

熱伝導率が小さい気体の断熱性能を利用すべく、

空気がたくさん含まれていることが望ましいです。

炭化コルクの場合、1立方センチメートルあたり

4000万個の空気を内包した微細な細胞から構成されているので、

断熱性能に優れているのです。

ちなみに、炭化させる前のコルクは、

スペースシャトルのエンジンノズルの断熱材としても使用されていました。

 

調湿性能が高い

自然素材の炭化コルクは優れた吸湿性があります。

炭化することでコルクの気泡部分が開き、

空気中の水分を吸収したり、

吐き出したりする性質を持つようになります。

また昨今、住宅の「壁体内結露」が問題視されていますが、

炭化コルクは内部結露の発生を抑えるための一翼を担う建材なのです。

 

防虫効果がある

コルク樫の木には、天然の防虫成分であるスベリンが含まれています。

そのため、喘息やアトピーなどの原因になるダニを寄せ付けない効果があります。

 

人間にも環境にも優しい

コルクは自分で出す樹脂成分によって自然に固まります。

化学糊を使う必要がないので、人間に優しく、

さらに役目を終えた炭化コルクは自然に返すことができるので、

環境にも優しい断熱材になります。

 

吸音性がある

防音材としても使用されることがある炭化コルクは

音を吸収する性質を持っています。

断熱貼り

 

 

炭化コルクのデメリット

数多くのメリットがある炭化コルクですが、

他の断熱材に比べると価格が高くなってしまうのが、デメリットと言えます。

 

きりんホームがが炭化コルクを取り入れる理由

性能面はもちろんですが、炭化コルクの魅力は何といっても

天然コルク100%でできていること。

さらに非常にエコロジーな素材であることです。

無添加住宅では「身体に良くないものを使わない」

ということは大前提ですが、商品にならないバージンコルクや、

ワイン栓に使うコルクの残りを廃棄利用するなど地球にも

優しいという点にもこだわって建材を選んでいます。

現在の日本の住宅に多く使用されている

グラスウールやウレタンフォームなどと比べると

価格が高い傾向にありますが、

それ以上に炭化コルクは住む人へのメリットが多い断熱材なのです。

 

快適性は見えないところからが大切ですね!

 


カテゴリー: 木更津市大久保 EG様邸  タグ:, , , , , , , , , ,
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